四行作文を何本か書いてみて、なんとなく書き方が分かってきた人の中には「おはなしが書きたいぞ」って人もいるかもしれません。
そういう人は、四行作文をもうちょっと「おはなし」らしく整理していくことにしましょう。
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四行作文の再構成
四行作文では、ある出来事を三つの段階と、ひとつのまとめに分けて書きました。
このうち最初の三行については、これまで漠然と時系列順に並べた三幕構成としてきましたが、「おはなし」ではそれぞれの幕にどういった内容が入るかが、だいたい決まっています。
そうなるように、三行分を再構成していきましょう。
1行目「何が?」
最初の行には「何が?/誰が?」という主語が入ります。
ここでは主に主人公と、彼の置かれた最初の環境について、端的に書きます。
1行目は20文字くらいにまとめます。
2行目「どんなことがあって」
2行目には「どんなことがあって?」という出来事の展開が入ります。
2行目は40文字くらいでまとめます。
3行目「どうなる」
3行目には「どうなる」という、出来事の結末が入ります。
いわゆる「オチ」です。
3行目は1行目と同じく20文字くらいにまとめます。
まとめ
以上より、四行作文を以下のように再構成してみてください。
- 1行目 : 何が/誰が
- 2行目 : どんなことがあって
- 3行目 : どうなる
- 4行目 : どういうお話(ジャンル区分)