[Manual?] シナリオ記法・補記(2)

『シナリオ記法(我流)』の補記その二。(または『シナリオ記法・補記(1)』の補記)

前回、増改築してたら「イベントシート」になっちゃった「エイミングマップ」について。

まあ要するに、そんだけ近接してたってことなんでしょうが(^^;

これはもう単純に、図を見てもらうだけで分かると思うんで。

また手抜き(笑)

エイミングマップ例「なんみん が あらわれた!」

前回のと同じイベントの、今度はエイミングマップです。

scenario_script_aimingmap1(拡大表示)

ホントに説明する必要がなさそうなんですが、一応(笑)

「エイミングマップ」とは

「エイミング」とは、「aim = 狙う」の ing 型で、「aiming = 狙いをつける/目的にする」の意味です。

直訳すれば「目的地図」ということで、まあ、そのまんまです。

エイミングマップは各勢力の目的と優先度を図表にしたもので、セッション中、ゲームマスターが NPC を運用するときの指標とします。

「意志」の大小と配置

「意志」枠の大きさは、そのまま各「勢力」としての目的の優先度を表しています。

そして枠の重なった「意志」は、それぞれ連結しています。

また、上図のとおり勢力が向かい合った形で描かれている場合、相手勢力に近いものほど言動に表れやすく、遠いものほど秘めた意志となります。(この辺は勢力ごとにエイミングマップを作ることもあるので、マチマチです)

「勢力」の概念

ここで言う「勢力」とは、ある特定の目的のために行動する集団または個人のことであり、PC に意志決定を迫る選択肢です。

「集団または個人」と書きましたが、NPC は、それぞれ属する勢力だけきっちり分類しておき、基本的には属する勢力の目的に沿って行動します。

ただし勢力から離反しても自分の目的達成を目指すような、強い意志を持った NPC に関しては、独立勢力とみなしてエイミングマップを作成することになります。

余談

実はもっと昔は、前エントリに類似した形で描いていた事もあったんですが、アレだと二勢力、多くても三勢力しか扱えず、キャンペーンで 26 の都市国家を並列で扱わなければならなかったときにオーバーヒートしたため、以上のような形になりました(笑)

参考までに、古いマッピングも作ってみたんで公表します。

scenario_script_aimingmap2(拡大表示)

二勢力、頑張って三勢力くらいまでなら、こっちの方が見やすいかも?

たぶんこのマップになんか未練があって、それで前エントリのような惨状になっちゃったんだと思いますが(笑)

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  1. ピンバック: ペテン師の戯言。

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