[掌篇] 20 : 突然の訪問者

「――ちゃん」
「え?」
 呼ばれた気がして振り返った。
 誰もいない。
 それなのに後ろから、腕が回される。
「ずうっと一緒」
 姿のない何かが、抱き付いている。
 苦しい。苦しい。
 また別の声がした。
「いま、いく」
 すうっと軽くなった。

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 フライング更新ですが、しばらくアップできないかもしれないので。
 もう一本くらい、書けたら書きます。
 どうも「鳥籠」の話がつながらなくて、筆が止まってるんですが(^^;