拷問だったブツ

 手術後に「笑うに笑えない」みたいなことを書きましたが。
 ナニを見て笑ったかというとですね。

 これです。

 うちのチビ助の通ってる小学校で、流行ってるらしいです、コレ。
 巻き舌やろうとして、できなくなってる自分にガックリ。
 昔はできたんだけどなぁ……

イバールルルアキィー

わざわざ自分の誕生日に見舞いに来る確信犯

 昨日の話なんですが。
 まあ我々みたいな人種には、平日とか休日とか言うスケジュールはほとんど無いわけで、そういう意味では平日の昼間っから現れても全然おかしくない(例えば水曜の西武線沿線とかね)わけだけど。
 だからといって自分から「自分の誕生日に」お見舞いに来ることもなかろうと思うんですが。
 わざわざプレゼントもらいに来るってどうよ?(笑)

 いやまあ、ちゃんとプレゼントは去年末から準備してはあったけど、そんなんとっくに配送手続きして、家で待ってりゃとっくに受け取れてた頃だってのに。
 やっぱちゃんと連絡しとかんとダメなのね。
 (↑いきなり送って驚かせようとしてた人)

 このところ、仕事でもご一緒してなかったんで話すことは沢山。
 ああ、早く現場に戻りたいモンです。
 それには声張れるようにならんとね。

不自由

 一週間ぶりくらいのご無沙汰。

 大胸筋にちょびっとメスが入ったもんで、身体を動かせば自然と力も入り、痛みます。
 まあ自業自得といえばそれまでなんですが。
 休んでばかりもいられないのがフリーの辛さですが、今月くらいはムリクリ休んでやろうと。
 もうしばらく復帰には時間がかかります。

 掌篇連作の方は、22日はお休みさせていただいて、29日からまた再開する方針です。代原もないし、紙に書きながら推敲しないと頭が働かないモンで……変なところでアナログ人間でゴメンナサイ(^^;

 いろいろ書きたいことはあるんですが、これだけ書くにも20分くらいかかっちゃってますんで、今回はこれくらいで。
 あと、見てるか知らんけどヨシミチThanx!

[掌篇] 06 : 動かない右手

 はるか海を臨んで、廃線の脇に、痩せた古木。
 かつては旅客を休めた木陰に、今は年寄り一人ばかり。
 黒い老犬が、枯れた右手に鼻を寄せ、吠えた。
 ばう。
「そっちはだめ。こっちへおいで」
 億劫そうに身を揺すり、左手を少しだけ上げた。
「今までありがとう。もうお行き」
 ばう。

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入院そして検査

 ということで昨日、晴れて(?)入院しました。
 今朝は朝早くから病室引っ張り出されて、さっそく CT 撮られました。
 念のため 16 時から MRI も撮るらしいですが……あれ眠くなるんですよね。
 まあ寝ちゃっても構わないとは言われるものの、ほんとに寝たら検査時間がちょっと延びちゃったことがあったんで。

 現段階では「内視鏡的でやってもいい?」とか妙な聞かれ方をして、そういう判断はドクターがするんじゃないのかと思いつつ「そりゃ後がラクな方がいいですけど、なんで聞きますソレ」と聞いてみると「いや他のドクターに見学させたいから」だと。
 ……マルタですか?(何)

誕生日

 今日は美里坊の満一歳の誕生日でった。
 いや、そんだけなんですが。
 ……だって満一歳の赤ちゃんが、誕生日祝われたって分からんでしょう?
 もちろん祝ったんですけどね。
 ありゃ親のがテンション上がるやね(笑)

 みんな集まってテーブルについたんで、美里坊ってばえらく興奮してカップ叩いて盛大にこぼしてました。
 スープこぼして笑ってるし。
 なんだこのおてんば娘。
 叱ろうとすると、カミさんに「まあ今日くらいは」と宥められて角を引っ込め。
 またも手足をパタパタさせ、今度はプラスチック製のスプーンをすっとばすと、回転しながら跳ね上がったスプーンは、見上げた美里坊のおでこにクリーンヒット。
 ……芸?
 思わずみんなで笑うと、一緒になって笑ってました。
 チビ助も赤ちゃんの頃からユニークな行動が目立ちましたが、美里坊は輪をかけてユニークのような。
 この場合、血じゃないよな……やっぱ環境?

毎度のこと

 今週末に肺の手術があるので、その後しばらくは blog 他をお休みする予定です。
 なんか前にも肺の手術してるんですが、そんときに摘出しきれんかったのか、見落としだったのか。まあ過誤腫か硬化性血管腫か、どちらにせよ良性腫瘍との事なんで、心配はしてませんが。
 ……にしても、手術ナシでは生きられん体というのも、生物としてどうなんだか。
 ちょっと情けなくなりますね、正直な話。

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[掌篇] 05 : 黒いラブラドール

 闇の中、汽車は巨獣に襲われていた。
 逃げなければ。
「待て!」
 車掌の制止を振り切って走った。
 その先に、細い光に照らされた一匹の黒犬。
 幼い頃、川に流された仔猫を助けた、愛犬が言う。
「帰ろう」
 暗転。
 嵐の晩、濁流から助かったのは一人。
 雲間に射す、絹糸の月明かりに照らされて。

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背骨、あるいは感傷

 経過と結果の取り違えをしているのかもしれない、と思ったのは高校に入った頃。
 それからずっと、うまく論としてまとめられずにいる、皮膚感覚のようなもの。
 論になってないので、直感だけ書いてしまうと、

「貴方が何らかの選択を下した、そのことが結果である」

 ということ。
 一般に結果と言われている「その後どうなったか」は、人生の経過でしかないと思う。
 選択を下した瞬間。
 それが貴方の人生の結果だろう。

 人間、とどのつまりが「どう死んだか」ではなく「どう生きたか」でありたい。
 それで良いと思う。