週末は温泉へ

 七月に温泉ってそれはどーなのか? という話もあるんですが。
 民主主義とは数の暴りょ……なんでもございません。

 まあ、ナンですか。
 スタッフさんたち連れ立って行くべぇよ、と。
 親睦会とか、そんなモンじゃなしにただ仲のいい面子でゾロゾロと。
 半年振りに休みももらえたしね、ってコトでしょうか。

 自由参加で、基本的に自由行動。まあ好きに歩いてきます。
 雨が降んなきゃお寺さんの観光ガイドやってるかもしんない(笑)

驚いたり穿ったり

 中田の引退宣言は、驚きつつヤッパリ感も。
 降格とか移転先未定とか、その割に報道も大人しかった。
 ハテナ? とは思ってたら、実に彼らしい幕引き。
 頭脳的というか、見方によっては悪魔的な戦略構想が想像できる。
 たぶん妄想。でも面白そうだ。
 あとは二十年くらいしてから、突然サッカー界に戻ってきて代表監督とか言ったら拍手喝采モノだけど、たぶん今のところ本人にそんな気はさらさらないだろう。あっても口にはしないだろうし。

 面白いのは、彼の引退について「惜しむ」人は多いけど「引きとめる」人が少ないということ。(いないわけではない)
 初志貫徹というか、他人に何を言われようと個人主義を貫き通してきた。
 結果を出し続けたことで、生き様そのものを認めさせた感が強い。
 とても日本人とは思えない、ものすごい豪腕ぶりだ。

 そんなコト考えてたら、橋龍死去についてなにを書くつもりだったか忘れた。
 まて、これは孔明の罠だ!(みじめに敗走)

ホラーかもしんない。[散髪]

 夜中に急に、髪を切りたくなった。
 こんなことを書くとヘンな人なんじゃないかと思うかもしれない。
 回顧するに否定要素がない。さて困った。

 真夜中に、前髪つかんで鋏を持って、バッサリ。
 まるっきり危ない人である。
 僕が目撃したら、慌てて止めるか見なかったことにするかの二択だ。
 それをやった。
 念のために書いておくが、別に奇声をあげてない。
 目がヤバいことになったりしてない。
 イヤんなるくらい淡々と、欠伸と同じ感覚でバッサリやる。
 かれこれ十二年くらい前からやる、奇行の一つだ。

 たぶんストレスが溜ってたんだろう。
 あるいはある敗北感が、妙な形で発露したのかもしれない。
 どちらでもいいことだが、とにかくバッサリやった。
 ストレスだったら、大概これでスッキリするはずである。
 あとは夜が明けたら床屋にいって、ちゃんと切ってもらえばいい。
 ところがスッキリしなかった。
 物足りなかったとかではなくて、整ってないのがイヤになったのだ。

 急遽、散髪タイムである。
 しかし困ったことに、昨晩は婦長が夜勤だったので室内灯は点けられない。
 テーブルライトだけでやることになった。
 一大プロジェクトだ。

 鋏と鏡とライトを枕元に並べて準備する。
 まずは鏡の配置。見やすいように、何度も置きなおす。
 それからライトを点けて、鏡の反射角を考える。
 見やすい配置になったら鋏を持って、ミッション・スタート!
 夜の病室に、シャキシャキシャキシャキ音がする。
 ひそかに誰かが覗いてたら、かなりヤバい光景である。
 そんなことを自ら暴露し、あまつさえ読まれている時点でヤバいだろうが。

 襟足の処理がうまくできない。
 まあでもこれくらいは仕方がない。朝になったら床屋で整えてもらおう。
 あとは大体、満足のいくように切れた。
 梳き鋏の用意があってよかった。
 学生時分の貧乏生活の賜物で、なんかこういうことはできたりする。
 モヤシとタマゴは味方です。
 イワシの野郎は裏切りました。

 スッキリしたところで、切った髪を片付けて一眠り。

/–

 ……で、目を覚まして今、書いているわけですが。
 ひとつ困ったことがあります。
 寝ぼけてたのかなんなのか、一房だけ余計に短くなってました。

 はて?
 こんなトコ、切ったっけなァ?

日々いろいろ

 リハビリと称して二日に一度は外出してます。(=仕事)
 あんまり入院してる気はしません。
 まるでホテル住まいです。
 ドクターのアホな気の回しようによって放り込まれた病室ですが、退院後の従業環境整備があらかた終わったようなので、そろそろ退院しようかなーとか思ってます。なんかもう、そんな感じで退院できるってどうなのよ?
 入院費用がどーなったのかは考えないでおく。(どうせ身内のやりとり)

 リハビリ云々というやつで出歩いてると、いろんなモンに出会すわけです。
 たとえばアンティーク美術を扱ってるらしい家具屋の看板に

「アンティーク家具 インテリア家具 骨董品 景徳鎮

 とかあるわけです。
 ボールドは間違いじゃないです。
 ホントに景徳鎮だけボールド。
 正しくは書体まで違う。
 なぜ景徳鎮だけ。しかも妙にそこだけ綺麗。
 ……後付け?

 とかまあそんなのを見たり、電車内で面白い偶然らしきもの(GQの吊広告「座右のマンガ DEATHNOTE 北斗の拳 ONEPIECE 医龍……」の真下にジョリーロジャーのピンバッチ付き麦藁帽子かぶった頬っぺたにバンソーコー貼った妙にほそっこい体つきのオネーチャン)を見つけたりしながら、久しぶりに第三居住区に帰って溜ってた洗濯物を片付けたりした日でした。

SFだったはずの技術が現実的に!?

産業研 2006.4 VOL.6-4

 こういうこと(3次元空間描写)は、複数軸からの照射で交点にだけ浮かぶような装置でも使うのかなー? とか漠然と想像してたんですが。
 できるのか、一点照射で。すげぇな!
 なんかもう本気で SF じゃんかと思うのですよ。
 宇宙時代じゃないだけで。

裏ライフワークス

 裏ライフワークスというのがあって。
 ロングキャンペーン「ライフワークス」のうち、現在はルナル「盟友の子ら」シリーズを支援するために企画され、実施されている単発セッションの総称です。
 プレイヤーの希望もあって、最初は公表しない予定だったんですが、折角協力してくれているんだし、出てこないのは勿体無いということで、こうしてちょっとだけ書いてもいいよということになりました。
 企画立案してくれた鴉SD氏が、ブログを立ち上げてくれてます。
 といっても、内容は A-DIC とゲーム速報くらいのモンなんですが。

裏ライフワークス

 ルールは、以前はいろいろやってたんですが、現在は『Aの魔法陣 ver.3』一本で。
 お手軽にプレイできるので、重宝しているようです。
 たまに僕も SD やってます。
(実はそれが本編で大チョンボをやらかす原因の一つになったんですが)

[掌篇] 25 : 白い柩

 真白い雪の上に、真白い女が横たわる。
 色とりどりの花たちも色あせる、絶望的な白。
 しかし枕元の黒電話と、黒外套の男が、それを否定した。
 自分の黒外套を女にかけてやると、男は一言、
「おかえり」
 とだけ呟き、女を抱き上げた。
 吹き抜ける風が、花たちを散らしてゆく。

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