えー、ちょっと仕事のアレからケチがついたので、このシリーズは今回でオシマイに。 ワークショップくらいの規模ならともかく、不特定多数に配信するのはマズいようで。
前回のような「おはなし」型の再構成が出来るようになって、もっと話を膨らませたい、たくさん書きたい、という欲張りな方は、次のステップに進みましょう。
ページの内容
もっと詳しく書きたいぞ
四行作文を「おはなし」型に再構成できるようになったら、次はそれぞれの行をもっと細かく、深くしていきます。具体的には、決められた項目に分解して文章を分け、それぞれを長くします。
1行目の分解「時空」「主役」「状況」
1行めは、3つの項目に分解されます。
一つめは「時空」。もうちょっと分かりやすくすると、「いつ、どこで?」を指します。
二つめは「主役」。これはそのままですね。「おはなし」の主役が「どんなやつか?」ってことです。
三つめは「状況」。「おはなし」の始まりに起こった事件や環境など、「どんな状況から始まるのか?」ということになります。
2行目の分解「展開」「行動」
2行めは、2つの項目に分解されます。
一つめは「展開」。1行目の「状況」がどのように変わったか、「どんな目に遭ったか?」です。
二つめは「行動」。主役がどんな行動をとったか、「どんなことをしたか?」を書きます。
3行目は詳細に「結末」
1行目、2行目の流れを受けて、その「おはなし」がどうなったか、ということを書きます。登場人物や事件などの結末を、それぞれ書きましょう。
……と、まあ大雑把にはこれだけです。
おまけ : 原稿用紙
お手製なんでシンプルですが、こんな原稿用紙を配って書いてもらいました。
もちろん無理に使う必要は有りませんが、注意すべきポイントは書いてあるんで、わりと使いやすいんじゃないかとか思ってます。
文字数カウントまでできればいいんですけどね。(東大式ノートみたいに罫線にドット打とうか)