[diary] お片付け

ぼんやり思ったよしなしごと。

今住んでるアパートのお隣さんの部屋、どうもゴミ屋敷化しているようで、最近やたらと害虫害獣が出るようになったんですね。

大家に言ってもロクに対処してくれないので、嫌気が差して引っ越すことにしまして。

で、まあ部屋の片付けを進めてるわけですが。

そうするとまあ、出来るだけ荷物を減らそうということになって、持ち物の断捨離をしなけりゃいけません。

この部屋も結構長いこと使ってたんで、色んな物が出てくるわけですが、それら一つずつを吟味していくわけです。

「今後の生活にコレは必要か?」

そうするとまあ、自然と「残りの人生」なんてもんについて考えることにもなりまして。

「ああ、これは死に備えた身辺整理でも有るのだなあ」

なんて思ったりもしたわけです。

持っていくにしても、どこに置くか、どう保管するか、そのために必要なものは何かを考えにゃなりません。

処分するにしても、ゴミとして捨てるもの、売って誰かの元に届くことを望むもの、図書館等に寄付するもの、誰かに譲るもの、とまあ色々です。

自分にとっての価値。

他人にとっての価値。

モノにこびりついた価値も色々あって、引っ越しまでの時間で満足できる処理をするのも一仕事です。

物理書籍は、電子化したものなんかは処分一択。

電書化されてない古いラノベなんかも、おそらくもう読まないだろうから処分。

Web まわり──XoopsCube のマニュアルとか PHP, CSS のあたり──も、多分もう触らないだろうから処分。

映像、音響についても、仕事も辞めたし勉強する必要も、個人として触ることもないだろうから処分。

でも物書きのハウツー本とか、建築の本なんかは手放しにくい。

物書きというか、書き物は、今後の人生において無聊の慰めになると思うので。

建築なんて、恐らくもう一生関わらないと思うのだけども。

恩師の残した仕事については同窓生に託したし。

でもなんとなく手放せない。

(T)RPG 関連書籍なんて、今後もう遊ぶ機会も無いだろうから手放しても良さそうなモンですが、手放せないんですよねコレが。

未練が残ってる。

もう自分が楽しんだセッションを遊べる環境ではないのだけど。

自分が好んだ楽しみは軒並み、老害だの妄想だの実現不可能だのと全否定されて、もはや市場のどこにも残っていないのだけども。

(とはいえ海外では新しい形で息を吹き返していたりもして、僕らを追いやった国産プレモダンはプレが取れないまま老害化していたりもするのだけども)

でもまあ、読めば辛うじて思い出せるし、元より「まだ見ぬ世界に思いを馳せる」のが真骨頂だからね。セッションを遊ばずともゲームを楽しむことは出来たりするわけです。

リプレイ本は容赦なく手放すけどね。

特に思い入れもないし。

手紙の類もたくさん出てきました。

こっちは元からレターケースに入ってたものを整理してるだけなのだけども。

交流の途絶えてしまった人も沢山いて、まあでもいまさら手放す選択もないよねこの辺は。

元より大して場所を取らないし、物理的に軽いし。

思い入れの方がずっと重いからね。それにまあ、手放して誰かにバトントスする類のものでもないわけで。

この辺は死ぬまで抱えていきましょう。

反して衣類。こっちは八割以上が処分対象。

最近は古着も売れるらしいけど、メンドクサイので資源回収にポイ。

一回も袖通してないモノとかもあって、勿体ないのは勿体ないんだけども。

でも問答無用のキングサイズ、身近に譲れる人とかもいないので。

流石に見知らぬ人に譲渡するのはちょっと嫌だし。

ホントなー。一時期めっちゃ痩せたことがあって、そんときはもう浮かれまくって買いまくっちゃったのよね。

当然、全てに袖を通せるほどボーナスタイムは続かなかったわけですが。

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