ask.fm の方にもらったんだけど、ちょっと長くなっちゃったんでこっちに。*1だいたい1000文字超えたらこっちに移すようにしようかと。
たぶん「完成させなければならない」という部分で損してるんじゃないかと。
以下、自分の経験則からなる話。
ゲームシステムを自作する、その目的次第ではあると思いますが、ただ「作って遊ぶこと/楽しむこと」を目的とするなら、次の手順に則って進めると良いと思います。(というか自分はこうやってます、という話ですが)
- とりあえず「遊んでくれる人」を調達する
- 遊ぶために必要な部分だけ作る(シナリオやサンプルキャラクターも)
- 出来たところまでで遊ぶ
- 完成していなければ [2] に戻る
最初から全て作りこもうとすると、自分が作りたい部分が出来上がった時点でモチベーションだだ下がりになります。で、そこからの(自分にとって)地味で膨大な作業に嫌気がさして手が止まり、「どうせ自分が作りたかっただけだし」「誰かに求められてるわけでもないし」なんて自虐めいた自己弁護でフィニッシュ。
……というのがよくあるパターンでした(苦笑)
なんでまあ、最初に自分が興味のなかった部分に興味が向けられるように、あれこれ言ってくれる人が欲しいぞと。
仮組みの状態で遊んでみれば、まあ仮組みなんで限界あるんですよね。どうしても要望に応えきれない部分がある。そこに「◯◯みたいなのをやってみたい」「◯◯みたいなの、できない?」なんて言われたら、たぶん頭働かせて何かしら答えを考えると思うんですよ。自分でゲームシステム作っちゃおうなんて考える人なら(笑)
不足がある、未完成の状態ってのは最初から織り込み済みで遊んでるわけで、なんかしら指摘があったら「今回はとりあえずこういうことで」って適当に既存のルールで処理したり、その場でルールをでっち上げたり、あるいはそのまま相談しちゃえば良いのです。上手くいったらちゃんと成文化します。ダメだったら別の方法を探せばいい。
テストなんだし、気楽にやりましょう。
そんなわけで、ひとまず「仮組みの段階で遊んでくれる人(テストプレイヤー)」を探すのが、完成までの近道じゃないかな、と。
あ、そうそう。遊んでくれる人によっては気まぐれにあっちゃこっちゃ振り回してくれやがったりもします(笑)。その辺は「自分はこういうゲームシステムが作りたい」ってイメージを確固たるものにしておくこと。それからちゃんとイメージを説明しておくことです。 イメージの食い違いが致命的な場合は、その人にこだわらず別の人を探しましょう。
それでも完成させられない場合は、「想定しているゲームシステムのスケールが大きすぎる」「度の過ぎた完璧主義」「既存のゲームの経験不足」かのどれかだと思います。この辺は「完成品でなくても遊べれば良い」というスタンスを獲得しましょう。それが結果的に完成までの近道になるかと。
ちょっと長くなっちゃいましたけど、こんなところで。
References
↩1 | だいたい1000文字超えたらこっちに移すようにしようかと。 |
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