業務連絡とメモ書き。
ここんとこ頑張って毎日更新を続けてたんですが、ついに息切れ。
ちょっとまた入院生活になるんで、その準備で数日間アクセスできなくなります。
元からレスも遅れがちでしたが、何日間かは停止することになりますのでご了承下さい。
ページの内容
〈修正表〉のこと
高橋志臣氏のエントリ「〈修正表〉についてのメモ」を読んでて、ローカルルール「オブジェクトカード」を作った理由について書いてないのを思い出しました。
あれはもちろんプレイングの幅を拡張することとその支援、それからラーニングが目的になってるわけですが、マスタリング慣れしてない初心者さんへの支援や、恣意的に過ぎる判定を抑止するブレーキオイルにすること、アイディアを引き出すための刺激材料なんて狙いもあったりなかったり。
運用を始めて 8ヶ月くらい経ちますが、内輪では既に 200~300枚のオブジェクトカードが出来てます。
お前らどんだけ遊んでるのかと(笑)
コイツを使ってシナリオのネタを思いつく人なんかも出てきてるし、カードごとにその時々のプレイングが連想記憶されてますんで、収録していないセッションでもある程度まで再現することも可能になってたり。プレイグループの共有財産になりました。
ウォーゲームハンドブック
また例によって旧サークル出身のゲーム馬鹿三匹(笑)でボードゲームの話をしていたら、先輩から『ウォーゲームハンドブック』を送って頂きました。
巻頭のモノクロ写真なんかもう鼻血が出るかと(下品)
なんせ懐かしの『第二次欧州大戦』が実際にプレイされてる光景なわけで。
僕らはこれを一年がかりで遊んだものです(笑)*1[一年がかりで遊んだ] = ターンをリアルタイムに観測するというアホな遊び方をしていたため。また、ゲームに並行して歴史的背景やらユニットの意味、戦術や戦略、人物、国民性なんかを話し合うディスカッションも同時にやっていた。ほぼ同時期に『第二次世界大戦の外交戦』をプレイしていたためだろうが、それぞれのプレイヤーが別のプレイヤーの参謀団として機能するという、今考えると奇怪な遊び方をしていたものである。
それはそうと、この中で TRPG について興味深い話がありました。
79~81ページの「多人数ゲームの問題点」の中です。
本エントリでは詳しく言及しないので引用も出来ませんが、協調ゲームの中で個人プレーに走ってしまう理由について、
人々は「自分のことは自分でする」ことを好むのである。
と語っていたり、またロールプレイング・ゲームについて
ロールビルディング・ゲームと呼んだ方が適切だろうか。
としていたり。
この本自体は既に古典になっちゃうし、書かれている内容についても賞味期限切れの傾向が強いんですが、ヒストリカルウォーゲームは当時からそれほど性質が変化していませんから、これは超一流のウォーゲームデザイナーから見た TRPG についての意見として興味深いモノになりそうな気がするんですよね。
このあたり誰か書いてくれんモノでしょーか(笑)
それとも、もう書かれてるのかな?
トラックバックが送れてない?
なんかよく分からんのですが、トラバが送れてるときと送れてないときがあるみたいで。
どこの問題なんだろうなァ。うーむ。
オススメ記事
ボードゲーム的アプローチ
B.W氏が興味深いエントリを書かれています。
実際的に、ボードゲームっぽい運用を取り入れるプランについて、DocSeri 氏が書かれています。
ルールブックの表紙問題について
過日の「ルールブック購入の障害」に関連するところで、accelerator 氏が問題点をまとめられていました。
ニューカマーのご紹介
こちらは初心者さんとのことですが、丁寧なエントリが続いていて今後も楽しみです。
(恥ずかしながら、ウチのエントリへのリファラーで知りました)
リンクは [・・TRPG] カテゴリに直接飛びます。
TRPG論壇への課題
TRPG論壇なる場におけるTRPG批評なるものについて、特に論理批評によるアプローチの方向性示唆……という認識でいいのかな? 僕は感想文とか直感的な解析くらいしかできない人なので、批評というと正直よくわからん世界なんですが。
- おしゃまな殺人幼稚舎blog TRPG論壇で「批評」にできること・すべきこと
まとめっぽく
ほんとは個別にご紹介したかったんですが、自分のエントリ優先してたらこんなコトになっちゃいました。
申し訳ないです。
それはそうと、僕もプライベートな RSS リーダに TRPG 関連だけで 50本くらいは登録してあるんですが、まだまだ見知らぬ TRPG ブログが沢山あるようです。
もっと増えますかね。増えたらいいなァ(^^)
References
↩1 | [一年がかりで遊んだ] = ターンをリアルタイムに観測するというアホな遊び方をしていたため。また、ゲームに並行して歴史的背景やらユニットの意味、戦術や戦略、人物、国民性なんかを話し合うディスカッションも同時にやっていた。ほぼ同時期に『第二次世界大戦の外交戦』をプレイしていたためだろうが、それぞれのプレイヤーが別のプレイヤーの参謀団として機能するという、今考えると奇怪な遊び方をしていたものである。 |
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