最近良く「一人で大声で話してる人」に出くわします。
もっそい気になるんでチラ見するんですが、イヤホンマイクで話してるわけではなく、言ってる内容も支離滅裂だったり文脈が想像できるものだったり色々。
……てかそもそも本屋の中で大声で話してる時点でなんかヘンなんですが。
あれはきっと『新世黙示録』だったら異能者レベルでエーテルが見えちゃってる状態だろうとか、妙な想像をしている僕もヘンですが。
今日、電車で遭遇したのもなかなかです。
五十才過ぎてからの生活の虚しさを語ってる人。
言ってることに若干の理解も示せるんですが、どちらかというと「毎月6日間の労働賃金(月ロクで20万もらってるそうですが)を
全て競馬に投入して全額スッたアンタが悪いんじゃないのか?」
というツッコミは怖いので心の中で済ませます。
電車の左隣では、いまどき珍しいオタクルックのオッサンが、『ゲヘナ』のリプレイを読んでました。
なんというか、ラノベ風のあれげな表紙を楽しげに眺めたり、カラーページをじっと見てる風情というのは怖いですね。読者の世間体のためにも、ああいうイラストは控えた方がいいんじゃないでしょうか(笑)
電車の右隣では、見知らぬネーチャンが男に愚痴ってました。
ものすげぇ「私可哀想でしょオーラ」を発しまくり、男を疲れさせそうなタイプのネーチャンは、その男が下車すると標的を変えて僕に。つかさっき愚痴られてた男ってあんた知り合いでもなんでもなかったのかもしかして!?
無視してケータイメールで SOS 送ったりしても当然無駄で、なにしろその車両は急行。終点まで 20分弱、逃げ場ナシ。ぎゃわー!
見てくれは綺麗なオネーチャンで、特に着崩れた感もないし、息も酒臭くなかったところからすると、酔っ払いってワケでもなかったようで、じゃあアレはいったいなんだったのかと言うともう謎。
なんか新種の妖怪だったんじゃなかろーかと思いたい。マジで。
終点まで頑張ってシカトしてたんですが、下車してもついてくるのでダッシュ。美人のオネーサンに追われる気持ちは悪いもんではないはずですが、美人でも中身がアレすぎてはやはりダメなものです。「程度問題」という言葉があります(笑)
ちなみに逃げ切りました。決め手は Suica でした(何)
きっと今頃は誰かにテキトーな目に遭わされているか、誰かをテキトーな目に遭わせているのでしょう。
ガッショー