昨日の BGV(Back Ground Video)
『天井桟敷の人々』
どうしようもなく美しすぎる、フランス映画不朽の名作であります。
一部では「天井桟敷」というと故・寺山修司の劇団(演劇実験室)を思い出す方もいますが、その名の元はこの映画の、まさしく天井桟敷の人々だとか。
それこそ開始後まもない、バチストの“無言劇”を見るだけでも感動できてしまいます。
芸。まさに芸。
未見の方には、とにかく一度見ていただきたい。
ただの権威主義ではなく、こいつはホントに名作です。
その後で、スタッフから借りた CG アニメの映画を三本。
『カクレンボ』『惑星大怪獣ネガドン』『はなれ砦のヨナ』を見て。
カクレンボ、ネガドン、共にナイスな出来でした。
どっちも立派にファンタジー。
最後の一つは一番ファンタジーっぽく作ろうとしてるんだけど、いざ見てみると「美人女優の看板に騙されて、大根役者の三文芝居を見せられた」気分になりました。
「ああ、女優は美人だね」
「でもここは芝居小屋じゃないの?」
そんなかんじ(苦笑)
あまりにテンション下がったので、口直しに『墨東綺譚』を。
粋だなぁ。