[掌篇] 43 : かくれんぼ

 木を隠すには森の中。
 紙を隠すには聖書の中。
 では死者を隠すには?
「手掛り、これだけ?」
 手にしたセピア色の写真一枚。
 寂れた駅の向かいには、似合いの寂れた町一つ。
 振り向けば、緑に包まれた墓地。

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 何か忘れてると思ったら、掌篇のアップ忘れてました!
 ほんとゴメンナサイ!(汗)

 40回を過ぎて、なんか回収できてない設定だらけでマズいよ!?
 コレを元に、一本また中編でも書こうと思ってるんですが……
 掌篇だけで完成品にできないのは、どうにも恥ずかしいなァ(苦笑)