楽しみで胃が痛い

 某作品の地上波放送を、みんなで見ようの会。
 ……というのを今日これからやるわけです。
 映像制作ってのは基本的に分担作業なわけで、完成品を見るのは試写だけ。
 それもまあ見られる人間は結構限られている。
 実際には本放送されるまで見られん人は、結構いるのです。
 そんなわけで、こうやって集まってみんなで見るべ、と。

 今夜がヤマ、という部署もけっこうあるんで集まれる人間は限られてるんですが、集まれる人間はなるたけ集まって、大画面で一緒に見るぞと。
 ものすごい緊張すんですよね、これ。
 楽しみなのは楽しみなんだけど、ちゃんとスタッフが反応してくれるか、という。
 最初の視聴者はスタッフ。
 まずそこから胃の痛む日々が始まるわけです(何)


終了後。
 スタッフのモチベーションも面白い方向に上がったので一安心。
 それはいいんだけど、その後みんなでドヤドヤと居酒屋に乗り込んでって、閉店間際の約 90 分をバカ騒ぎしたらしいんですよ。
 いや僕も行ったんですが。
 そこで初見のスタッフにえらいこと絡まれちまってもう何が何だか。

「惚れる女はことごとく薄幸なんですよ」

 とか、

「いい女って、大抵貧血っていうじゃないですか」

 とか。
 それはいったいどこの常識なんだ君。
 まあ、同席してたスタッフ(女性)が頷いてたから、もしかするとそういうモンなのかもしれないけどアレはきっと話を聞いてなかったダケに一票。

 毎度のことだけど、若いスタッフに「この業界でやってみたいこと」とか聞いたら延々と好きな萌えキャラの話をしまくってて、結局コイツはただアニメが好きってソレだけでこの業界に入って来たのかお前。
 まあ入ってから探しても良いけど、せめて最初の目標くらい持ってて欲しい。
 でないと続かんぞ、この業界。給料バカみたいに安いし。