小指に火傷

 痛いったらありゃしない。
 いや、すぐ手当てはしたんで問題は無いんですが。
 でも痛いモンは痛い。
 なにしろペンが持てない。
 より正確には、ペンを持っても書くときに手が置くと痛い。
 キーボードを叩くのに問題無いのが不幸中の幸い。

 原因は、イライラしながら鳥肉焼いてたせいなんですが。
 


皮をパリパリにしようと、油かけてたら手に飛んで。
 後ろの戸棚にやけど用の軟膏があるのに、なぜか冷静にアロエの果肉はっつけたり、我ながらアホなパニックぶり。
 その軟膏、以前に僕が「念のため」っつーて置いといたモンでして。
 ……置いた本人が忘れてどうすると。
 よっぽどのアホぶりに、
「米粒無いか?! 無ければアロンアルファでもいいぞ!」
といったアホな友人のことを思い出してすぐに忘れました。
 痛かったので(何)

 んでまあ、なんでイライラしていたのかというと……
 最初はそう、友人がトラブルの当事者になったということでして。
 その友人はそれが原因で国に帰らにゃならんことになって、といって一人で帰すのはちょっと不安というか色々不安というか要するに不安なので、じゃあ同行して客観的に事情説明が出来る人間がいたほうが良いだろうと思ってスケジュールを聞くと、再来週の月曜(18日)までは日本を離れられないと言われ。
 どうにかそれまで帰国を遅らせるように説得をして、僕の方のスケジュールも調節して、よっぽどギリギリの雁字搦になっているところに仕事の話でとんでもない展開を聞かされて「ちょっと待て」と思ったのに決定事項と言われ。
 ……で、ムキーッ! と。

 もっとこう苛立ちをコントロールできんものか、我ながら。