■感想戦と次回への投資
セッションが終わってもなお、その熱気が冷めず残っていることは少なくない。そうしたときは、感想戦を行うのも楽しいものだ。
セッションの緊張感から開放された参加者たちの中からは、セッション中の出来事や、セッション中には話さなかったこと、もし違う選択をしていたらどうなったのだろうかといった疑問など、さまざまな話題が出てくるだろう。こうしたときは、良かったこと、面白かったこと、関心したことなどについて話し合うのが良い。
悪かったことを話してはならないわけでもないが、フォローは忘れないように。特に大勢の中で少数の悪さを指摘することは、指摘された各人の反発を招くばかりで改善にはつながらないことが多い。もし参加者の問題点を指摘しようと思うのであれば、後日、個人的に機会を設けて一対一で話し合った方が、お互いに良い結果につながるだろう。
楽しい感想戦は、セッションを楽しかった思い出として強く印象づけてくれる。そしてそれは、また遊ぼう、遊びたいという気持ちを生み出すことへとつながっているのだ。