■インストラクション

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■インストラクション

セッションを開始する前後には必ずレギュレーションの確認を行うこと。またゲームの基本的な流れについて、あるいはそのシナリオで使用する特殊なルールについても、必要に応じて解説することもあるだろう。プレイヤーの自己紹介は、この前後で行う。

レギュレーションにせよゲームの流れにせよ、基本的には事前に通知が済んでいれば、必要が無いと思うかもしれない。しかしこうした確認の作業を行うことは、これからセッションという特殊な環境が展開されることや、ゲームマスターがルールレギュレーションをしっかり運用することの表明として、プレイヤーにゲームへの集中を促すことなどの効果が期待できる。

また、自分がゲームマスターという役割、あるいは使用するゲームシステムの運用について不慣れである場合も、ここで表明しておくと良い。挨拶からインストラクションまでの間は、「プレイヤーにどのようなスタンスでセッションに望んで欲しいのか」をデザインする時間である。場合によっては多少の時間を使っても、ここで話し合っておくことが良いセッションにつながることもある。目的を持って時間を使うようにしよう。