■三幕構成

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■三幕構成

テーブルトークRPGのシナリオは、その状況や意味の変遷に合わせて、いくつかのパートに分割して考えるようになっている。これはシナリオの作成術が文芸的なアプローチによって整理され、伝統的な「起承転結」や「序破急」などの言葉で語られることが増えるに連れて、定番化していった。

また、古典的なゲームシステムのシナリオにも「課題を認識する」、「解決のために準備する」、「解決のために行動する」という三つの段階に分割する発想があった。これらと文芸的アプローチとを組み合わせたものが、現在のテーブルトークRPGのシナリオにおける三幕構成の基礎となっているようだ。

現在ではその中核を、導入(オープニング)、中盤(ミドル、サーチ)、山場(クライマックス)の三幕に分けて考えられる。(詳しくは以降の解説を参照のこと)